生の野菜への浸透圧
浸透圧なるものがあるらしい。
夏になってきた。最近やけに暑いと感じる。
食事をつめたいものでさっぱり終わらせたい季節だ。
そんなわけで、ニラ入りのそうめんを作ってみた。
茹でたそうめんの上に刻んだニラ、長ネギとめんつゆをかけてフィニッシュ。
少しだけにんにく入れた。
これはさっぱりしておいしいね。となるはずだった。
生のまま何もせずいれたニラはとても辛く、食べられたものではなかった。
ついでに言うなら、同居人に怒られた。
何も処理していない生のままのニラなんて食べられない、と。
え、でも君は前に生のニラを出してきて、おいしかったじゃん。といったが、それは「浸透圧」を利用したからおいしく食べられたのだと諭された。
どうやら、ほんとに何も処理していない生のニラはダメらしい。
聞いてみたところ、塩分の強い液体等でニラを浸し、少し時間をおけば「浸透圧」の関係で辛くなくなりおいしく食べられるとのこと。
同居人は、器の中に麺と絡んでいる具材をなんとかすべて回収し、めんつゆにつけて30分ほど放置するとのこと。
そんなんで変わるのか?
30分後、器に改めてめんつゆに浸した具材をかけて食べてみた。
辛みがなくなっている。すごくおいしい。
浸透圧ってすごい。そう思った。