ラザニア
以前、同居人がラザニアが食べたいだか好きだかという話を聞いたので、その時はじめてラザニアを作った。
ラザニアという存在と遠い生活を送っていたので、ラザニアについてはよくわかっていなかった。なんかグラタンと違ったと思う、というレベルの認識だった。
料理をほぼしてこなかった自分は、買ってきた材料を切って煮る・炒めるくらいしかしたことがなかった。なので、まともに料理と向き合ったことがなかった。
そのような人間が、ぱっとレシピが頭に浮かぶわけもなく、独自に作ろうとしても確実に失敗する。
そのため、当時存在を知った「つくれぽ」に頼った。(数年前まで存在を知らなかった。)
検索する際に、「〇〇 つくれぽ1000」と検索すれば、たくさんのひとが作ったらしい人気レシピが検索結果で出てくる。
ということで、当時「ラザニア つくれぽ1000」と検索した結果、以下のレシピで作った。
作成手順は、ミートソース⇒ホワイトソース⇒ラザニアゆでる⇒それらを器に盛る⇒オーブンで焼く⇒完成。
ミートソースから取り掛かった。簡単だったが、必要な材料をよく読んでいなかったため、普段飲まない赤ワインを炒めてる途中に買いに行った。ミートソースはとりあえずうまくできた。
次にホワイトソースに取り掛かった。こいつがクセものだった。
人生で初めてホワイトソースを作った。手順を見ると簡単そうだった。
フライパンにバターと小麦粉(以降「かたまり」)を弱火で混ぜるのは全然問題なかった。これに牛乳を少しずつ混ぜる工程でやらかした。
「かたまり」に牛乳がうまく混ざっていかなかった。牛乳を弱火の中で混ぜたはずなのだけれど、牛流とちぎれたかたまりの液体ができていた。一時間くらい粘ったけど混ざらなかった。
くそ、レシピに騙された。と思った。
しかし、レシピをよくみると「牛乳を少し加えて混ぜる」を繰り返す必要があったらしい。一気に牛乳を入れてはいけなかったようだった。
それなりにおいしいラザニアが食べたかった、食べてほしかったので上記の液体は捨てることにした。
その後、再度作ったかたまりに少しずつ牛乳を入れたらうまくいった。しかしここでも悩みが出てきた。弱火で煮込むのはいいが、どれくらいのとろみとすれば良いか判断できなかった。できたホワイトソースが想像以上にサラサラしているので困った。
仕方がないので、なんとなく てろん という感じで火を止めた。
あとはラザニアを茹でて、耐熱皿に下からホワイトソース⇒ミートソース⇒ラザニアを重ねていき、上にチーズをたっぷり載せて焼いた。
食べると、ラザニアってこんなにおいしかったんだ、人生を少し損してたと思わされた。
カロリーについては忘れるよう努めつつ夢中で食べた。
これがラザニア作成一回目だった。非常に手間だった(とくにホワイトソースが怖い)ので、よほどのことがない限り二度と作らないと思った。
しかし、あとから同居人に聞いたことを以下に記載する。
1.ひき肉と玉ねぎを炒めて、既製品のミートソースと混ぜればよい。
2.ホワイトソースは電子レンジで簡単にできる。
同居人がラザニアを作った際は、一時間かからず完成していた。
自分は半日かけたのだが。
自分が半日かけたラザニアも、同居人のラザニアも味は全然かわらなかった。
苦労しないレシピがあるならそちらで今後作っていきたい。
〇悩み〇
焼き方にいまだに悩んでいる。レシピに記載された温度と時間で焼いても全然焼かれない。記載時間よりももっと焼かないと完成しない。
これについてはいまだに解答にたどり着いていない。
とりあえず時間をかければ完成するのでまあいいか、で終わっている。
〇反省点〇
・レシピ内の作り方は正確に読み取る。(すこしずつ牛乳混ぜる)
・手を抜けるところは抜ける作り方を覚える。調べる。